下の前歯は年齢と共に歯茎がさがり、歯と歯の間に隙間ができることがよくあります。隙間があると口の中が見えて、その部分が暗く黒く見えます。これをブラックトライアングルといいます。この部分に対する治療方法は色々ありますが、歯を削らずにダイレクトボンディングによって回復した症例となります。
治療までの経緯
患者さんは定期検診で当院に来院されました。お話をしていたところ、以前から下の歯の間が気になっていたとのことでした。治療方法は歯を削って被せるしかないと思っていたそうで、歯を削らないで治療するダイレクトボンディングを紹介したところ、治療を受けたいとのことで施術させていただきました。
症例紹介
治療前
下の前歯に大きな隙間があります。口の奥は光が入らず暗いため、正面からみると奥が暗く見えます。この部分が笑った時によく見えるのできになるとのことでした。
治療中
治療途中はラバーダムを用いて、接着力を向上します。写真は専用の器具を用いて歯と歯の間を計測しております。
治療後
治療後の写真になります。治療前にあった隙間がなくなっています。見た目に患者さんもとても満足しておられました。
治療詳細
年代・性別 | 50代・女性 |
治療内容 | ダイレクトボンディング |
治療期間 | 1回 |
治療費用 | 1歯¥35,000(税込) |
リスク・副作用 | 変色の可能性 破折の可能性 |
監修者情報
院長 入江 裕介
- 大阪府立茨木高校卒
- 岡山大学歯学部入学
- 岡山大学歯学部卒業
- ヨリタ歯科就職
- いろは歯科矯正歯科開業
歯を極力削らないで審美的に
ダイレクトボンディングにより歯を削らないで審美的に見た目を回復できます。歯科には色々な治療法がありますが、まだ患者さんは知らないことが多いなと実感しています。お口の中のお悩みを一度ご相談いただければ、あなたにあった治療法をご提案させていただきます。