エナメル質の形成不全などにより、歯の表面に白濁がある方は多いかと思います。ちょっと見た目が気になるけど、歯を削ってまではと考えている方に、アイコンによる治療を紹介させていただきます。白濁(ホワイトスポット)に対して表面処理をして、材料を浸潤させて見た目を改善させます。
治療までの経緯
健診希望でご来院されました。歯に機能的な問題はないのですが、白濁は前から少し気にはなっていたとのことでした。ただ、削らずに改善できる方法があることを知らなかったため、アイコンによる治療を紹介させていただいたところ、興味があるとのことで、施術させていただくことになりました。
症例紹介
治療前
治療前の状態です。前歯2本の先端側に白濁があります。まずは治療開始前に歯の汚れを徹底的に清掃します。他の歯の治療でも同じですが、術前の清掃はとても大事です。
ラバーダム装着
アイコンも薬剤を用いるため、ラバーダムによる防湿をする方が治療の精度があがります。
歯を削らずに処置をしますので、麻酔は不要です。
表面処理
薬剤のを浸潤させるために何度か表面処理を行います。
治療後
セラミック治療後の写真です。元の歯や周囲の歯と調和して自然な仕上がりとなっています。
治療後
最初にあった白濁もほとんどわからない状態となり、患者さんにもとても満足していただけました。
治療詳細
年代・性別 | 20代・女性 |
治療内容 | ホワイトスポット治療 |
治療期間 | 1回 |
治療費用 | ¥35,000~(税込) |
リスク・副作用 | 白濁の改善には個人差があります。 |
監修者情報
院長 入江 裕介
- 大阪府立茨木高校卒
- 岡山大学歯学部入学
- 岡山大学歯学部卒業
- ヨリタ歯科就職
- いろは歯科矯正歯科開業
あなたにあった最適な歯科治療をご提案
当院では治療の前にしっかりとカウンセリングをさせていただき、患者様ごとにあった治療プランをご提示させていただいております。白濁(ホワイトスポット)をするか悩んでいる方、いつでもご来院ください。